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防災対策――安心・安全な生活は日頃の心構えから
1  火事の出火原因は?
  消防庁の「平成15年(1月〜12月)における火災概要」を見てみると、1年間の全火災5万6,329件で、その出火原因は次のようになっています。


「放火、放火の疑い」が1位で、これについては個々の努力だけでは防ぐことはできませんが、2位以下の出火原因の「こんろ」「たばこ」「たき火」「火あそび」「ストーブ」「電灯・電話等の配線」については、少し注意をすれば防げるものばかりです。
出火原因
2 防火対策と、万が一、火事になった場合
  (1) ちょっとした不注意が火災を招く
     日頃から、次のようなことには絶対に注意しましょう。
    イラスト
寝タバコやタバコの消し忘れに気をつける。
子供にマッチやライターで遊ばせない。
天ぷらなど揚げ物をするときは、その場を離れない。
電気器具は正しく使い、たこ足配線はしない。
カーテンの近くでストーブを使ったり、ストーブの上で洗濯物を干したりするなど、ストーブには燃えやすいものを近付けない。給油は、火を消してから行う。
風呂の空だきをしない。点火するときは必ず水が入っていることを確かめ、浴槽の栓は手で完全に締める。
たき火をするときは、その場を離れないようにし、風の強いときは、たき火をしない。
家の周りに燃えやすいものを置かない。
ごみは、放火の的となることが多いので、必ず指定された日の朝に出す。
寝る前に必ず火元を確かめる。
お年寄りの部屋は1階にする。
消火器を備え、使用方法を覚えておく。
消火器
(2)万が一、火事になったら・・・
  万が一、火事になった場合は、どんな小さな火事でも「早く知らせる」こと! ご近所に大声で知らせましょう。自分は初期消火にあたり、119番への電話はご近所の人に頼みましょう。
出火から3分以内が消火できる限度と言われます。消火する場合は、落ち着いて素早く行動し,燃えている物をよく見きわめて消火しましょう。水や消火器だけで消そうと思わず、座布団で火を叩く、毛布で火をおおうなど、手近にあるものを活用しましょう。
避難する場合は、お年寄りや幼児を先に避難させ、忘れ物などにかまわず避難しましょう。天井に火が燃え移ったら、自分の力で消火するのは諦め、大急ぎで避難してください。避難の際には、燃えている部屋の窓やドアを閉めて空気を絶ちます。
   
◇ 住宅用火災警報器を設置しましょう
住宅用火災警報器東京都の火災予防条例が改正され、都内の新築住宅や一定規模以上の改築がされる住宅に「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられます。対象となるのは、2004年10月1日以降に建築される住宅ですが、すでに建築されている住宅にも万が一に備えて設置しましょう。警報器を購入する際は、(1)東京消防庁が確認したもの(東京消防庁確認マーク)、(2)日本消防検定協会の鑑定に適合したもの(鑑定マーク)等を目安にしてください。
詳しくは最寄りの消防署もしくは出張所に問い合わせるか、住宅防火対策推進協議会のホームページでご確認ください。→http://www.jubo.go.jp
3 地震対策
  (1) 防災会議を開こう
     家族で防災会議を行ったことがありますか?
 地震が起こったときにどうするか、次のテーマを中心に
 家族で防災会議を開きましょう。
家族一人ひとりの役割分担。
消火器の使い方。
非常持ち出し品の点検・補充。
避難場所の確認。
子供やお年寄りがいる場合は、救護方法。
家族の集合場所、連絡方法。
情報の収集方法。
ご近所の人との協力体制。
    (2) 地震の備えとして必ず用意しておくもの
     地震のときの備えとして、次のものは欠かさず用意しておきましょう。
   
ヘルメットや防災ずきん  3日分の飲料水、食糧  懐中電灯  携帯ラジオ  乾電池
救急セット  衣類(下着、タオル、雨具等)  現金(小銭も必要)
預金通帳、印鑑  マッチ、ライター類
赤ちゃんがいる場合は、ミルク、ほ乳びん、紙おむつ、おぶひも等
お年寄りや体の不自由な方がいる場合は、担架、車イス、常備薬、看護用品等
このほか、あると便利なものは、シート、給水容器、ろうそく、ティッシュ、缶切り、万能ナイフ、簡易ガスこんろ等。