楽しく暮らす
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ルール、マナーを守って、ペットと楽しく暮らす
 
仕事で疲れて家に帰ってきたとき、玄関でペットが迎えてくれると、それだけで癒されます。むしゃくしゃしているときなど、ペットの毛を撫でていると自然と気持ちが落ち着くこともあります。実際に、「ペットを飼ったおかげで血圧が下がった」というような調査結果も発表されています。
ペットを飼っている人に「あなたにとってペットとは?」と質問すると、「家族の一員」「コンパニオンアニマル」「癒し系の最たるもの」「かけがえない存在」というような答えが返ってきます。でも、それはあくまで、その人にとってだけの話です。ご近所の人にとっては、鳴き声がうるさかったり、悪臭がしたりすれば、本当に迷惑な話です。大家さんにとっても、部屋が傷ついたり汚れたりすれば、たまったものではありません。
ルール、マナーを守ること、それがペットを飼うための絶対条件です。
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1 ペット不可のマンションでは絶対に飼ってはならない
  まず最初に、ペット不可のマンション等では絶対にペットを飼わないこと! 
「ペットを飼わない」という決まりを破ってペットを飼った場合、周囲の人や大家さんが迷惑を感じ、不快になるのはもちろんですが、ペット自身にとってもかわいそうなことになりかねません。バレてしまって退去を言い渡されたとき、簡単に引っ越すことができるでしょうか? 引っ越せなければ、ペットを手放すことになりかねません。そんな安易な気持ちの人には、ペットを飼う資格はありません。
2 ペットを飼う前に考えるべきこと
  住まいや周囲の環境がペットを飼うことができるかどうかを真っ先に考えなければならないのは前述のとおりですが、このほかにも、ペットを飼う前に考えておかなければならないことがいくつもあります。
    (1) 犬や猫の寿命は10年以上
    犬や猫の寿命は一般に10年以上あります。最近は20年以上生きている犬や猫もたくさんいます。この間に、あなたのライフスタイルや趣味が変わってしまうことも大いにありえます。転居せざるをえない場合もあるでしょう。これだけの長い間、変わらぬ愛情を持ち、飼い続けることができるでしょうか? 最後まで責任を持てる自信がなければ飼うべきではありません。

    (2) 費用面で大丈夫か?
      毎日の食費だけでなく、病気になったときの治療費や不妊手術などの費用を負担できるでしょうか? ペットには健康保険がないので、病気になったときの治療費が予想以上に高額になってしまうケースが多々あります。

    (3) 家族旅行が制約される
      夏休みは毎年1週間、家族全員で海外に出かけるというような家庭の場合、犬や猫を飼うのは諦めたほうがいいでしょう。だからと言って誰かが留守番に残るとしたら、家族旅行の意味が失われてしまうでしょう。そうした点も考えた上で、ペットを飼うかどうか決めてください。

    (4) 子供たちの要求に押し切られていないか?
      子供が犬や猫を欲しがり、子供が「面倒を見続ける」と約束したのでペットを飼い始めたというようなケースも多いことでしょう。しかし、子供の約束は長続きしないのが普通です。1〜2ヵ月たつと結局、あなた自身がペットの面倒をみざるをえないというような状況になってしまうことも。子供の要求に押し切られず、あなた自身がペットを飼いたいか、子供がペットに飽きたとき、あなた自身が代わりに面倒をみることができるかどうかをよく考えましょう。
3 犬を飼う場合のルール・マナー
  (1) 犬種についてよく考える
    犬は種類によって大きさや、必要な運動量がまったく異なってきます。住まいや環境だけでなく、自分自身の体力も考え合わせて犬種を決めるようにしましょう。近所で産まれた子犬をもらってきて飼い始めるというケースがよくありますが、雑種の犬は大きくなると予想外の大きさになったりするので注意が必要です。

    (2) 上手にしつける
      簡単なしつけは生後2〜3ヵ月頃からでき、5〜6ヵ月頃から本格的なしつけを始めます。
上手にしつけるコツは、「しかる」態度と「ほめる」態度を全身で表現し、はっきりと差をつけることです。根気のいることですが、愛情をもって続けてください。

イラスト (3) 散歩時は必ずフンの始末をする
  犬の散歩時にフンを放置しておくのは、飼主として失格です。散歩時には、フンを始末する道具を必ず用意して、処理してください。

  (4) その他
    以上のほかにも、(a)登録を行う、(b)狂犬病予防注射は必ず受ける、(c)放し飼いにしない、(d)繁殖を希望しない場合は不妊手術などを行う、などは必ず守りましょう。
4 猫を飼う場合のルール・マナー
  (1) しつけのポイント
しつけは子猫のうちから
    猫は犬ほどしつけが難しくありませんが、それでも根気強さは要求されます。しつけのポイントは、やってはいけないことをした場合、その場でしかり、反対によくできた場合も、その場でほめることです。また、昨日しかられたことが今日は許されるというようなことがあれば、しつけになりません。一貫した態度でしつけることが重要です。

(2) できるだけ部屋飼いに徹する
  猫は犬とは異なり、子猫のときからずっと部屋の中にいると、外に出なくてもストレスを感じません。不妊手術等を行えば、その傾向がさらに強くなります。ですから、猫の場合は、できるだけ部屋飼いに徹するようにしましょう。そうすることで近所迷惑にならないだけでなく、交通事故や他の猫からの伝染病の感染等を防ぐことができ、猫に長生きしてもらうことが望めます。

  (3) 爪とぎ等を置いておく
    猫には、爪をとぐ習性があります。部屋の柱や壁、大切な家具が爪とぎで傷ついたら大変です。部屋や家具を傷つけないように、爪とぎができるもの(市販されています)を備えておきましょう。