vol.01 賢く暮らす
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  住宅ローンの頭金と毎月の返済額の目安
頭金の目安
   マイホームを購入する場合、まず考えなければならないことは頭金をどれくらい用意するかです。一般的には、頭金を物件価格(購入金額や建築費)の20%以上と考えて資金計画を立てるのがよいでしょう。住宅金融公庫や銀行などの民間金融機関の住宅ローンでは、原則として「融資限度額は物件価格の80%まで」と定められています。ただし、これはあくまで原則で、一定以上の収入があるなどの条件を満たしている場合は、物件価格の100%融資が認められるケースもあります。反対に、金融機関が基準としている収入や勤続年数等の条件を満たしていない場合は、融資額が物件価格の80%以下になってしまうこともあります。

頭金の目安は物件価格の20%ですが、頭金が多いほど、その後のローンの返済負担が軽くなるのはいうまでもありません。したがって、頭金の割合をもう少し増やして物件価格の25〜30%程度にするのが理想的な資金計画だといえます。
毎月の返済額の目安
   住宅ローンの返済額については、年収が1,000万円以下の人の場合、年間返済額の割合を年収の25%以内にするのが理想的だと言われてきました。年収500万円の場合だと年額125万円(月額約10万4,000円)、700万円の場合だと年額175万円(月額約14万5,000円)、1,000万円の場合だと年額250万円(月額約20万8,000円)です。

ただし、これからの時代は、年収に対する割合をもう少し低めに設定して考えるべきだという意見もあります。今後、給料やボーナスから差し引かれる社会保険料(厚生年金、健康保険、介護保険など)が年々アップし、消費税をはじめとした税金も徐々にアップしていくと予想されるからです。そういう点も考慮した場合、年間返済額の割合を年収の20%程度に設定するのが妥当でしょう。年収500万円の場合だと年額100万円(月額約8万3,000円)、700万円の場合だと年額140万円(月額約11万6,000円)、1,000万円の場合だと年額200万円(月額約16万6,000円)です。
   
高度成長期は、毎年の年収の上昇率が大きかったため、当初は高い負担率でスタートする資金計画を描くことも可能でしたが、現在は年収の大幅上昇が期待薄なので、無理のある返済計画は避けたいものです。また、高度成長期やバブル期はボーナスの額が大きかったので、ボーナス月の返済額をかなり高めに設定している資金計画が多かったのですが、額が変動しやすいボーナスに頼る資金計画も考えものです。
住宅ローンの返済額の目安については、年収から考えるのとは別の考え方もあります。これは、現在の家賃をベースとした考え方です。具体的には、次のようになります。
年間返済額の割合を年収の20%程度に
ハト先生
    住宅ローンの返済額の目安

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