ハトマークプラザ

素顔の東京、意外な東京 東京spot20選

万葉歌人がその美しさを讃え、平安歌人がその儚さに涙した桜。今は多くのミュージシャンが毎年、ときには高らかに、ときには静かに桜を歌い上げています。千年以上を経て、時代が大きく変わっても、桜は日本人の心に深く刻まれ続けています。今回は東京都内の桜の名所にスポットをあてました。
東京の都は「咲く花のにほふがごとく今さかりなり」
(東京都内に桜の名所は本当にたくさんあり、20スポットを選定するのに頭を悩ませました。ここで紹介した桜のスポットはほんの一部で、さらに感動的な桜のスポットがたくさんあります。)

バックナンバー

千鳥ヶ淵緑道

所在地●千代田区九段南
最寄り駅●東京メトロ東西線・東京メトロ半蔵門線・都営新宿線:九段下駅

千鳥ヶ淵緑道皇居のお堀沿いにある約700m続く緑豊かな遊歩道が、春になると桜のトンネルに変身します。ソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオカンザクラなど約300本の桜が花開き、仕事帰りに立ち寄るビジネスマン、花見を楽しむカップル、地方から東京見物に来た人で毎年、賑っています。昼間は貸しボートに乗り、水上からもお花見ができます。3月下旬~4月上旬にかけてライトアップが行われ、幻想的な夜桜も楽しめます。「千代田のさくらまつり」が3月28日~4月6日に開催され、千鳥ヶ淵緑道がメインスポットになります。

Page Topへ

新宿御苑

所在地●新宿区内藤町
最寄り駅●東京メトロ丸ノ内線:新宿御苑前駅、東京メトロ副都心線・都営新宿線:新宿三丁目駅、
JR総務線:千駄ヶ谷駅、都営大江戸線:国立競技場駅

新宿御苑約65種1,300本の桜の花々が咲き誇り、都内随一の桜の名所として幅広い世代に愛されています。2月のカンザクラから、4月下旬のカスミザクラまで、長い期間にわたって特色あふれる花々を楽しめるのが大きな魅力です。3月25日~4月24日は「春の特別開園」が行われ、毎日休まず開園しています。桜だけでなく、見頃をむかえた花々も楽しめます。広さ58.3ha、周囲3.5kmの庭園には、プラタナス並木が美しいフランス式整形庭園などもあります。風景式庭園の名作とされています。

上野公園

所在地●台東区上野公園
最寄り駅●JR山手線等・東京メトロ銀座線・東京メトロ日比谷線:上野駅、京成本線:京成上野駅

上野公園上野の山は、江戸時代から「桜の名所」として知られてきました。寛永寺が創建された後、桜が好きな天海僧正が吉野山から移植させたということです。満開時の土曜日・日曜日は、1日に100万人を超える人出があります。現在、およそ1,200本の桜があり、雪洞の灯りに浮かぶ「夜桜」も一段と風情があります。桜の開花日から4月5日(日)まで「うえの桜まつり」が開催される予定です。上野公園の花は桜に始まり、つつじ、さつき、と連続して花が咲き競います。

飛鳥山公園

所在地●北区王子
最寄り駅●JR京浜東北線・東京メトロ南北線:王子駅、都電荒川線:飛鳥山駅

飛鳥山公園飛鳥山を桜の名所に仕立て上げたのは、江戸幕府八代将軍・徳川吉宗でした。約280年前、吉宗が享保の改革の施策の1つとして、江戸っ子たちの行楽の地とするため、飛鳥山を桜の名所にしたのです。こうして江戸の新しいお花見の名所として誕生した飛鳥山は、当時、桜の名所地では禁止されていた「酒宴」や「仮装」が容認されたため、江戸っ子たちはさまざまな趣向を凝らして楽しみました。ソメイヨシノ、サトザクラなど約650本が園内に植えられています。

隅田公園

所在地●台東区花川戸、墨田区向島
最寄り駅●東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武伊勢崎線・つくばエクスプレス:浅草駅

隅田公園隅田川の吾妻橋、桜橋付近は江戸時代後期から「隅堤の桜」と呼ばれた桜の名所です。隅田川の両岸、台東区側、墨田区側の両方に桜で満開の公園があります。台東区側の桜は約720本、墨田区側の桜は約350本で、台東区側はソメイヨシノが中心で、墨田区側はシダレザクラも見られ、梅園もあります。隅田公園を散策するだけでなく、隅田川の屋形船から両岸の桜並木を眺める風流な花見も楽しめます。「春のうららの隅田川」を楽しんで見ては?

神代植物公園

所在地●調布市深大寺
最寄り駅●京王線・調布駅からバス等

神代植物公園都立神代植物園は花と緑のオアシス。園内には約4,500種類、10万株の植物が植えられ、四季折々の花と緑を楽しむことができます。春はもちろん、桜が楽しめ、約65種類約600本あり、3月下旬から4月下旬まで公園内のサクラ園と築山周辺でみられます。「ジンダイアケボノ」という名の神代植物公園で生まれたサクラもあります。ソメイヨシノよりわずかに早く咲き始め、花はやや小さく、ピンク色濃く、特に花弁の縁が濃いのが特徴です。

靖国神社

所在地●千代田区九段北千代田区九段北
最寄り駅●東京メトロ東西線・東京メトロ半蔵門線・都営新宿線:九段下駅

靖国神社靖国の桜は、靖国神社が招魂社として創立された翌年(明治3年)、九段のこの地に初めて植えられた桜が始まりです。日本を象徴する桜は、靖国神社に鎮まる英霊にとって誇りの象徴でもありました。現在、靖国神社の境内には約600本の桜があり、その多くはソメイヨシノやヤマザクラの品種です。毎年、気象庁が靖国神社のソメイヨシノを調べて、東京の開花宣言をしています。

池上本門寺

所在地●大田区池上
最寄り駅●東急池上線:池上駅、都営浅草線:西馬込駅

池上本門寺池上本門寺は、日蓮聖人が1282年に入滅した霊跡です。春は、広大な境内全域にわたって植えられているソメイヨシノが、五重塔などの建物を飾っています。この五重塔は、関東に現存する幕末以前の4基五重塔のうち、いちばん古い塔です。お釈迦様の誕生日4月8日には、桜の花に囲まれて「花まつり」を行っています。パレードやコンサートも催されます。花まつりマラソンも開催されます。

奥多摩湖

所在地●西多摩郡奥多摩町川野
最寄り駅●JR青梅線:奥多摩駅

奥多摩湖奥多摩湖は、東京都の貴重な水源で、総貯水量1億8,000万トン、都民の利用する水の約2割を供給しています。木々や周囲の山稜を映す湖面は静寂に満ち、桜、新緑、紅葉、また冬と四季を鮮やかに演出します。桜の開花時期は都心よりも少し遅れ、4月中旬頃からソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラなど、約1万本もの桜が咲き乱れます。

小石川後楽園

所在地●文京区後楽
最寄り駅●JR総武線・東京メトロ東西線・東京メトロ有楽町線・東京メトロ南北線・都営大江戸線:飯田橋、
東京メトロ丸ノ内線・東京メトロ南北線:後楽園

小石川後楽園小石川後楽園は、江戸初期からの水戸徳川家上屋敷の庭園で、国指定の特別名勝・特別史跡です。かつて樹齢100年以上というシダレザクラの古木がありました。現在のものは、その後を継いで植えられたもので、推定樹齢は60年を越すと言われています。3月下旬がシダレザクラの見ごろで、開園時間が18時まで延長されます。

小金井公園

所在地●小金井市桜町・関野町、小平市花小金井南町、西東京市向台、武蔵野市桜堤
最寄り駅●JR中央線:武蔵小金井駅から西武バス「小金井公園西口」下車、
関東バス「江戸東京たてもの園前」「小金井公園前」「スポーツセンター前」下車

玉川上水沿いに位置した面積79ヘクタール(日比谷公園の4.8倍、上野公園の1.4倍)の広大な公園です。広々とした草地、それを取り巻く雑木林、桜の園などがあります。園内には、ヤマザクラ、サトザクラ、ソメイヨシノなどの桜が約1,700本植えられ、そのうち桜の園(2.9ヘクタール)では430本が1ヵ月にわたり春を彩ります。

国営昭和記念公園

所在地●立川市緑町
最寄り駅●JR中央線:立川駅、多摩都市モノレール:立川北駅

昭和天皇の在位50年を記念して開設された公園です。公園には花木園があり、花木園全体の1/3程度を桜が占め、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなどが咲き誇ります。そのほかには、ウメ、ハナモモ、ツツジ、ボタン、シャクヤク、ハナショウブなどが植栽されています。サイクリングコースがあり、サイクリングも楽しめます。

町田市立国際版画美術館

所在地●町田市原町田
最寄り駅●小田急小田原線・JR横浜線:町田駅

町田市立国際版画美術館は、世界でも数少ない版画を中心とする美術館です。1987年の開館以来、国内外のすぐれた版画作品や資料を収集・保存し、展覧会を開催しています。この美術館のある芹ヶ谷公園は桜の名所で、美術館脇の道路の桜並木が見事な景観を見せてくれます。町田市街に近いので多くの人が訪れます。

多摩森林科学園

所在地●八王子市廿里町
最寄り駅●JR中央本線・京王高尾線:高尾駅

多摩森林科学園は宮内省の林業試験場として発足し、現在は独立行政法人・森林総合研究所の1つになっています。全国から桜を収集しているので、開花時期は種によって2月上旬から5月上旬までさまざまです。ホームページでは、各種のサクラの開花情報をビジュアルマッピングの形で提供しています。

赤塚公園

所在地●板橋区高島平・徳丸・四葉・大門・赤塚
最寄り駅●都営三田線:高島平駅

都立の公園で、高島平団地と首都高速5号線に沿って東西にのび、残された自然林、そこを通る遊歩道、広場と運動施設など変化に富んでいます。ソメイヨシノ、ヤマザクラなどが植えられ、満開時はまるで桜色の雲がたなびいているように見えます。

馬事公苑

所在地●世田谷区上用賀
最寄り駅●東急田園都市線:桜新町駅

日本中央競馬会が運営している馬事公苑。18ヘクタール(東京ドーム約4個分)を超える緑の敷地に、数々の馬関連の施設が整っています。桜の季節は、ソメイヨシノやヤエザクが咲き、馬を間近で見ながら花見も楽しめるかも。

浜離宮

所在地●中央区浜離宮庭園
最寄り駅●都営大江戸線・ゆりかもめ:汐留駅

汐留シオサイト南側に広がる大規模な日本庭園で、徳川将軍家の別邸が、明治以降皇室の離宮となり、昭和20年に都に下賜されました。ソメイヨシノやヤエザクラが咲き、そのシーズンはライトアップされます。

六義園

所在地●文京区本駒込
最寄り駅●東京メトロ南北線:駒込駅、都営三田線:千石駅

5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保の造営した大名庭園で、明治期に取得した岩崎家が昭和13年に東京市に寄贈しました。庭園の中心部にシダレザクラが植えられ、3月末に枝いっぱいの薄紅色の花を咲かせます。流れ落ちる滝を彷彿させるその姿は圧巻です。

六本木アークヒルズ

所在地●港区赤坂・六本木
最寄り駅●東京メトロ銀座線・東京メトロ南北線:溜池山王駅、東京メトロ南北線:六本木一丁目駅

アークヒルズは1986年に完成した複合ビル。都心にある桜の名所で、毎年「桜まつり」が開催されています。桜坂からスペイン坂まで、全長700m、150本のソメイヨシノが桜のアーチをつくり、夜はライトアップされます。

としまえん

所在地●練馬区向山
最寄り駅●西武池袋線・西武有楽町線・都営大江戸線:豊島園駅

3月26日から4月5日まで「としまえん夜桜ウィーク」が催されます。期間中、幻想的な夜桜が楽しめるよう、16時以降は入園無料となり、20時まで営業を延長。「夜桜フリーパス」も発売しています。

バックナンバー